名前はまだない[飼育1日目]
なんだかんだでフトアゴヒゲトカゲのことをたくさん調べたつもりでいましたが、いざ、購入して家に連れ帰ると分からないことがたくさんありますね。
ぶっちゃけ、今ある設備はケージ(WP850)と床材、水入れとバスキング&UVランプ、流木、湿温度計って感じなのですが、
・ケージ中央に設置した温度計が30℃、湿度37%くらいだが大丈夫か
・環境に慣れるまでハンドリングを行うのはやめたほうがいい?いつ慣れたか分かる?
・ランプの消灯時間
などなど。あと、名前!何にしようかしら。オスかメスかも分からない。うーん、もうちょっといろいろ調べてみよう。
退屈(後半)[飼育0日目]
僕は小さな頃、恐竜が大好きで、図鑑を毎日のように眺めていたり、絵を描いたりしていた。
いつからか疎遠になってしまっていたが、そのオオトカゲの動画を見ていると、その頃の自分が思いだされると共に、どうしようもなく爬虫類に対する飼育欲が湧いてきて、急いでネットで爬虫類について調べた。
中でも1番僕の心にキたのが、「フトアゴヒゲトカゲ」だった。まるで恐竜のようなトゲトゲしさと愛らしい顔。さらに値段も手頃な上、育成が比較的簡単で初心者向けだというではないか。
「この子が欲しい」
僕はそう思った。
何だかんだ生体以外の初期投資が結構かかると知ったり、ケージを置くスペースを確保するために部屋の模様替えを行なったり(結局上手いことスペースを確保できず、僕の部屋のクローゼットは半分封印された)したため、最初の決断から2週間弱の期間が空いてしまった。
が、その間僕は爬虫類のことをネット・書籍で調べ、爬虫類専門ショップを4,5件周り、爬虫類カフェへ行き、ケージ等を少しずつ揃え、それらから得た知識を嬉々として事業所の同僚や先輩方に聞かせドン引きさせていたりしているうちに、ついに「東京レプタイルズ2019」が開催。吟味を重ね、ついにフトアゴヒゲトカゲお迎え当日となったのである。
退屈(前半)[飼育0日目]
社会人2年目の春を迎え、新天地での一人暮らしにも大分慣れてきた僕は退屈していた。
就職の都合で横浜という大都会に住むことになり、最初の数ヶ月はとても興奮していた。みなとみらい、元町、中華街などといった観光地が、今や自分の住居からは徒歩で行ける範囲にある!と。
田舎出身で都会に対し強い憧れのあった僕はそれこそほぼ毎日散歩をし、どこにどんな物があるか、調べながらも満喫していた。
が、やはり人間はどんな環境でも慣れる。慣れてしまう。いい意味でも悪い意味でも。
もともとあまり趣味という趣味はなく、ある程度が経過してからはすっかり家に引きこもりがちな日々を過ごすようになってしまった。彼女もできないし。
基本平日は職場と家の行き来のみ。土日は家でネットサーフィンやテレビ、スマートフォンゲームと昼寝をするのみで、こうなってしまうと時の流れがもう速いのなんの。あっという間に新生活を初めて1年が経過してしまった。
そして。漫然とした将来への不安を感じつつ、いつもと同じようにyoutubeで動画を見ていたとき、関連動画で見たオオトカゲの動画がすべての始まりだった。
うーん、ここまで書いて読み直して、クッサイ文章が割と長くなってきたことに気づいた。とりあえず記事を前半後半で分けることを思いつき、タイトルに前半、という文字を追加してみる。必要ない?
まぁいいや、チャレンジは大事だ(2回目)